旅するジュエリー「シンガポール」
暑い日が続きますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
久々の旅コラムです。
今夏、シンガポールへ行ってきました。
シンガポールと言えば、冬はなく年中暑いイメージです。以前行った時も、あぁ暑い、南国だなぁと感じたのを覚えています。
しかし!!!
今回シンガポールに着くなり、「涼しいっ!」という印象でした。
もちろん、暖かいのですが、日本の方が猛暑なので、シンガポールは過ごしやすい暑さという感じでした。
今年の日本の暑さは異常だということを肌身で感じ、これからの温暖化防止のためにできることを真剣に考えなくてはならないな、と思いました。このままでは次世代が暮らしていけるのだろうか、もっと危機感を持つことが大事だと思いました。
シンガポールは、大都会ではありますが、高層ビルのエリアでも緑がふんだんにあります。それも大きな木々です。人が歩くところは木陰であったり、シェイドがあったり、ほとんど日陰になっています。車が通る道路だって、大きな木々がトンネルのように枝を伸ばしており、日陰になっています。とにかく緑が多いのです。それも涼しく感じるひとつなのだと思います。とても計画的に、計算された街づくりをされているのがわかります。これだけの緑地を管理するのも大変だと思いますが、きっと労働力があるのでしょう。日本が真似るのは難しいのかもしれません。
それから、シンガポールにはほぼ蚊がいません。(厳密にはいるらしいのですが、全く見かけませんでした。)なぜなら、政府が毎週虫除けを街全体に散布しているらしいのです。
とってもストレスフリーでした。というのも、帰国後に体のあちこちを刺されまして、旅中とのギャップをさらに痛感した次第です。
蚊がいないってすごいですよね。散布している虫除けからの健康被害もいろいろ言われているそうですが、デング熱などが流行るよりかはましだろう、という考えによる政策だそうです。なるほど。国土の小さい国だからできることなのかもしれません。
蚊がいない緑あふれる街にそびえたつビルたちも、面白いものが多かったです。ビルとビルの間に橋渡しのようなものがあるのもたくさん。建築が面白いです。地震のない土地だからできる高層ビルたちですね。地震大国の日本だったら耐震性で建てられないようなものばかりです。
肉骨茶(バクてー)は最高に美味しかったです。マレーシアでは黒っぽいスープの肉骨茶が有名ですが、シンガポールの肉骨茶は透明スープで、胡椒が効いています。これを食べただけで、大満足のデザイナーでした。
ガイドブックなどとはちょっと違う視点のペシカデザイナーの旅コラムでした。
8月も後半、みなさまの夏はいかがですか?暑さに負けず、素敵な残暑をお過ごしくださいね!
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