Cinema PETHICA x Coco-de-sica Esta青山 Vol.14 開催レポート
6月28日(木)にCinema PETHICA x Coco-de-sica Esta青山 シネマペシカの第14回目を開催いたしました。
映画『365日のシンプルライフ』を上映。
原題 Tavarataivas 製作年 2013年 製作国 フィンランド 時間 80分 監督 ペトリ・ルーッカイネン プロデューサー アンッシ・ペルッタラ 脚本 ペトリ・ルーッカイネン 音楽 ティモ・ラッシー 撮影 イエッセ・ヨキネン 編集 アルッティ・ショーグレーン キャスト ペトリ・ルーッカイネン ヘルシンキ在住・26歳のペトリは、彼女と別れたことをきっかけに、モノで溢れ返った自分の部屋にウンザリする。ここには自分の幸せがないと感じたペトリは、自分の持ちモノ全てをリセットする”実験”を決意する。 ルールは4つ。 (1)持ちモノ全てを倉庫に預ける (2)1日に1個だけ倉庫から持って来る (3)1年間、続ける (4)1年間、何も買わない。 1日目は、空っぽの部屋から倉庫まで、全裸で雪のヘルシンキを駆け抜ける。こうして始まった365日の“実験”生活。(HPより) ---------------------------------
今回のCinemaPETHICAはある意味、新しい取り組みとなりました。
PETHICAのデザイナー(私)が、参加できなくなってしまったため、急遽こちらのファシリテーションのプロのお二人にお願いして司会進行していただきました。また、受付などはいつも参加してくださっているメンバーが進んで協力していただき、開催することができました!!
映画の内容のせいか、今回は女性の参加者が多かったです。
楽しい楽しいファシリテーターのお姉さんのおかげで、上映後の語らいもとっても盛り上がったそうです。
参加者の方の感想は、
みなさん揃って、「おばあちゃんの言葉がグッときた!」とのこと。
長年生きていても、昔から変わらない部屋、モノが増えない部屋に、映画の作者/主人公はシンプルな暮らし、大切なものとは?に気づきます。
それから、以下のような意見も。
●ちょうど引越し中の方、会社の移転に伴い在庫が多かった。使ってないものが閉まってところは良くない氣がある感じがした。 自分自身もシンプルに暮らしたい。 以前ダンボール15個で引っ越して、また引っ越をしようとしているが、この映画をみて必要なものは200個くらいでいける?と思った。
●引越する際、ボストンバッグ1つでスタート、シェアハウスで共用で使うに連れて、本当に自分の所有物として買うものを考えて、3年くらいかけて増やしてきた。ものへの愛着もその分湧いて大切に使っている。
●「所有は責任である」この言葉が人との関わりにも繋がっていると感じた。
●ものに頼らない。
●人で繋がることは幸せになる。人が助け合うことでモノがなくても、幸福にくらせる。
●今、日本の国のシステムを変えるのは難しいが、モノを大切にする流れも?
●フィンランドの映画の暗い感じが独特。
みなさん、思い思いに感じ取っていただけたようです。
私は、この映画をみたとたん、部屋中を断捨離してすっきりしたくなりました。
モノが多くても心は豊かになりません。モノが足りなかったら、お隣の人に助けてもらったり、人との繋がりも生まれます。モノ対人だけで生活は可能ですが、モノがないおかげで、人対人で過ごす時間も生まれます。
なにが本当に必要か、今一度見つめなおす良い機会をくれる映画だと思いました。
一人でも多くの方に、この映画を通して、知らない世界から知っている世界・社会へ繋げていけたらいいな、と思いました。
最後に、今回たくさんの人が急にも関わらず助けてくれ、シネマペシカを開催することができました。本当にどうもありがとうございました!!
シネマペシカを始めた当初から、みんなが参加して、みんなで作っていく上映会にしたいと思っていたので、大成功となったようで、とても嬉しく思います。また、協力していただいた方も「楽しかったー」と言っていただけました。助け合える社会にますます感謝です。
しのさん・つるるさん・みかさん、本当にありがとうございました♡
次回のシネマペシカはこちら
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7/27 ㈮ 19:00~ 映画『サバイビング・プログレス』を上映、詳細は下記リンクにて。
シネマペシカはお子様もウェルカムです!👶
会場としてご協力いただいている『Coco-de-sica Esta青山』さん、いつもありがとうございます!会議、セミナー、研修、勉強会、ワークショップ 、面接、オーディション、撮影、ロケ控室など用途に応じてお部屋が使えます。スタッフの皆さまがとても協力的で優しいです。ご興味ある方はぜひ!